山栗日記

日々のできごと、随想、旧暦の観察記録

【旧暦】三月一日 しぶとい冬将軍 春はまだ?

雪とふきのとう

今日は旧暦の三月一日

暦の上では晩春になる

のだけれど、朝起きて窓を開けたら雪景色

日中も、晴れているのに気温が上がらない

真冬用コートは今日が着納めかなーを何度も繰り返している

今日こそ着納めかなと思いきや、天気予報を見ると来週にも雪だるま…

今季は冬将軍がしぶとい


子が生まれた年は、とにかく雪が積もらない冬で、妊婦にはありがたい冬だった

3月(新暦)の半ばには山の方でもふきのとうの薹が立ち始めていた

それが今年は、ようやく家の周りでも芽が出てきたなといったところ


でも、そのおかげでそり遊びがたくさんできた

子はまだ自分でそりを引いて山を登れないので、子をそりに座らせて大人が引いて登る

10kgを超える子を引っ張りながらの雪山登り

ふーふー

始めは翌日に筋肉痛…

だけど、次第に筋肉痛にならなくなった

それくらいの頻度で行った


来年はこんな登り方できないだろうし

滑る時も子一人で滑ってっちゃうのかな

なんて思うと、子を引っ張りあげるのもなんだか楽しくなるから親バカマジックすごい


ところで、去年は新暦3月20日にはそろそろ散り始める梅見ピクニックをしていた

今年は、ようやく梅が咲き始めたかなといったところ

来週には見頃になるだろうか

その後は、桃に桜

一気に春

になるのかな?

何度お花見に行けるかな

楽しみだ

【旧暦】二月

雪あそび

今日から旧暦の二月

仲春

 

おとといあたりから気温が上がり、

今日は 雪がだいぶとけたな と実感できるほど

あぜ道を見ると、なんとなく緑がかっていて

芽吹きの季節がやってきたかな

 

天気予報では、まだまだ雪だるま印がついているけれど

だんだんと春の気配が感じられるようになってきた

 

南関東のそれなりに(当地に比べたらかなりの)都会に暮らしていた頃は

春が待ち遠しい気持ちはあまりなく

むしろ変化の季節で苦手だった

 

それが今では、

早く春にならないかなと待ち遠しくて仕方ない

寒いのが嫌というよりは、

たくさんの花が咲き乱れ

麓から頂に向かって徐々に緑色に変わっていく様を見ているのが楽しいから

(雪景色だってそれはそれはきれいで、寒いのが苦手だし、しもやけはつらいけど、冬も悪くない)

 

まだ季節がよく分かっていない我が子にも

この土地の春は素晴らしいよ

一気に春めくよ

楽しみだね

と、ここのところ毎日のように言っている

 

春になったらお弁当を持ってお花見したい

遠方になった実家の両親も参加してもらいたい

楽しみだ

【二十四節気】立春

2月4日が立春で、それから1週間以上もたち、今週末には雨水だというのに”立春”もないのだけど

まぁまだ立春の節中ということで

 

立春のひとつ前の大寒中は、大寒らしい寒さで

私が暮らすところでは、最高気温が氷点下の日がほとんどだった

気象庁のデータを見ると、1月中の平均気温がプラスになった日は1日しかないではないか…

 

日中も寒くて雪はさふさふで

めちゃくちゃスキー日和なのに

ぽてぽて歩く子と一緒では散歩もままならず

 

駐車場からスノーボードを持って帰ってくる人を見ては

朝から滑ってたんだ いいなぁ

と うらやましく思う日々

 

それでも、ちいさい子と一緒にそり滑りをして

この歳でそりなんて子でもいなけりゃする機会もないから

それはそれで楽しかったです

 

立春になってからも

ゆきやこんこん降る日もあるけれど

その雪もだいぶ水っぽく

晴れればすぐにびちゃびちゃになり

三寒四温

とか

春めいてきたな

とかいった言葉が浮かぶ

まだまだ雪景色だけれども

やっぱり立春立春なのだな

 

関東にある郷里からは、

蝋梅を見てきたよというメッセージとともに

ぽかぽか陽気の中きらきらと黄色く咲く花の写真が送られてきて

蝋梅の香りを思い出しつつ

やっぱり関東地方はいいなぁと

少し思ったりもした

【旧暦】一月一日・正月

実

今日は旧暦の一月一日、元旦だ

子が生まれてから余裕がなく、旧暦も二十四節気も感じている暇がなかった

子と一緒に季節の行事を楽しみたいけど、日々の暮らしに精一杯

行事らしいことが全然できていない

 

SNSなどで 日がのびてきた と言っているのを目にして、

え、のびてきた…かな…?たしかに冬至の頃は17時には暗くなっていた…っけ?どうだったっけ???

という有様

以前は、職場を出る時の明るさで季節を感じていたというのに

 

今は 夕飯夕飯夕飯どうしよう〜早く寝かさないと〜とてんやわんや

もう少し心に余裕をつくりたい

 

今日だって、新暦のお正月用に買った黒豆が残ってるから煮ておこうと思っていたのに

気づいたらいつの間にか年が改っていた

 

そうそう、新暦のお正月には(実際には年末に)黒豆を煮た

毎回思うけど、周囲がお正月ムードになってない旧暦正月は、私もお正月気分にはならない

行事というのは、人が作るものだなあ

ということを毎年書いてる気がする

 

ということで、今年の目標は

ちょびっとでいいから余裕をつくる

季節を楽しむ

にしよう

 

春になったらお弁当を持ってピクニックに行こうと子と話していて

お花見をしながらお弁当を食べたい

待ち遠しい春

 

* * *

写真は新暦の年末(今からひと月前)に撮ったもの

ここ数日は比較的暖かく(それでも充分寒い)

雪もとけてきた

今日の午前中は春を感じさせるようで

新春 という言葉がぴったりの雰囲気

このあとまた冷えてくるようだけど

どれくらい積もるだろうか

晴れているのに氷点下の日があるなんて知らなかった

山

雪国に暮らすようになるまで

晴れているのに

最高気温が0℃を下まわる日があるなんて

知らなかった

 

最高気温が氷点下の地域があるのは

天気予報で知っていたけど

天気のことは意識していなかった

 

最高気温が氷点下→雪の日

と思い込んでいた

 

考えてみれば

スキー場とか雪山とかだったら

晴れた日中でも0℃にならない日はあって

そういう状況に身を置いたこともある

 

だけど、それは非日常の環境で

日常の環境で晴れている日中で氷点下

というのは

意識したことがなかった

 

晴れているのに

洗濯物は乾かなくて

道の雪は凍って滑りやすく

室内の床も冷えてしもやけになる

でも

すかっと遠くの山が見通せて

里山に粉糖のような雪がかかっている様子は

今のところ見飽きない

 

大変だけど楽しみもある

寒冷地の暮らし

求めていたのはこの静けさ

800円

かわいい1歳児ではあるのだけど

ずっと一緒にいて

絶えず話しかけられ

抱っこを求められ

大人としては理不尽に感じる要求もあり

こちらの都合は関係なし

考えごとをしたくても

全然できない

 

ごはんは何を食べたいのかさっぱりわからず

あれと言ったかと思えば

やっぱりこっち

私がゆっくり食事をする間がない

 

それが1歳児というものと

わかっちゃいるけど

けどつらいのだ

 

あーもー無理となって

今日は一人で出かけます

一人で食事をします

と宣言し

家を出てきた

 

向かったのは喫茶店

ほどほどのお客さんはいるけれど

店内は

しーん…

 

安らぐ

 

求めていたのはこの静けさよ

 

お昼寝中は静かだけど

しなきゃいけない家事はあり

いつ起きるか

そろそろ起こさないといけないか

などと考えてそわそわ落ち着かない

 

ここならそんなこと考えずにすむ

 

あーもー帰りたくない

 

けど、子育て中でなくても

すべて自分の自由にできるわけじゃないし

仕方ないね

帰るかね

 

次はいつ来られるかな

理想の旧暦カレンダーがみつからない

久しぶり久しぶり久しぶりの投稿

どうにも余裕がない

時間も心も

あっという間もないくらい

あという間に年の瀬で

驚いた

 

で、カレンダー

こういうのがあるといいなぁと考えているのは

新暦と旧暦が併記されている

(旧暦は小さくてもいい)

月曜はじまり

二十四節気が記載されている

うるさくないデザイン

 

旧暦や二十四節気が書かれているのは

そこそこあるのだけれど、

月曜はじまり と うるさくない(すっきりとした)デザイン というのがなかなかない

旧暦や二十四節気が書かれたカレンダーって、

ごちゃごちゃしているものがなんで多いのか

 

そして、カレンダーは断然月曜はじまり派なのだが、

世間的には少数派なのか、種類が少ない

なんで

 

ここ数年、カレンダーはウェブで見つけたものを印刷して使っていて

でも来年は買おうかと考えていたのだけど

結局またウェブのカレンダーを印刷して使うことになりそう

残念だ

 

* * *

 

ところで今日はクリスマスイブなのだけど

やけに暖かい日

お散歩も手袋なしで大丈夫だったし

なんなら少し汗ばみそうな気温だった

 

明日からぐっと冷えて雪の予報が出ているのだけど

嵐の前のなんちゃらなのか

日が変わったら、ホワイトクリスマスになっているのかしらん