山栗日記

日々のできごと、随想、旧暦の観察記録

熊谷守一美術館で束の間梅雨の鬱陶しさを忘れる

美術館

前々から行ってみたいと思っていた熊谷守一美術館

特別企画展の会期終了間際に滑り込んできた

思っていたよりも展示作品が多く、充実の展示会だった

 

昨年の近代美術館での大規模展で見た作品も少なくなかったけれど、何度見てもいいなと思う

シンプルな線、美しい色味、力強さ、観察眼

一生をかけて打ち込むことの凄さを改めて感じる

 

美術館の建物も、モダンでとてもお洒落であった

守一さんの娘で館長の榧さんのセンスなのだと思うが、コンクリート打ちっ放しなのに温かみがあり、適度に飾られた芸術作品や内装も素敵

併設にカフェにはごはんモノがなくて、お昼時のペコ腹に反対されて諦めたけれど、次回は昼下がりに来てカフェでゆっくりしたい

 

外遊びができなくて鬱々とした気分になりがちな梅雨だが、こういう時は文化的な遊びをすればいいのだなと思った

印刷や写真の技術は向上しているけれど、本物に接するのは大事

なんとかお金や時間をやりくりして少しずつ色々見ていきたい