山栗日記

日々のできごと、随想、旧暦の観察記録

古書買取は思った以上にキビシイ

ハクモクレン

本棚がいっぱいになって、それを理由にしばらく本をほとんど買っていない

ある程度の量の本は所有していていいと思っているのだが、何年も、下手したら十年以上も読んでいない本で本棚が埋め尽くされ、それで新しい本を読む機会が失われるのは本末転倒と思い至り、一部を処分することにした

今まで処分できずにいたのは、思い出もあるし、本を捨てることに抵抗感があったから

そのため、リサイクルできる方法をとることにした

 

まずはメルカリを考えたが、メルカリも飽和状態でよほどの物でないと売れない状況になっている

思い立った今処分したいので、手っ取り早い古本の買い取りを利用することにした

 

今回選抜したのは42冊

買い取りの結果は…150円!

せつない!!

 

持ちきれなくて2回に分け、まず19冊を持って行った

その結果、買い取ってもらえたのは16冊(もう1冊買い取り可だったのだが、買い取り不可となった本と上下だったのでキャンセルした)

その16冊で120円

1冊10円にもなっていない

次の23冊は、なんと30円

23冊で30円 涙ぽろぽろ

なお、安藤忠雄氏のサイン本は、書き込み扱いで買い取り不可であった

 

実はスタバでコーヒーが飲めるか、もしかしたら新刊が1冊くらい買えるくらいの額になるかと期待していたのだが、シロップ追加程度にしかならず、非常にがっかりな結果である

前に専門書をちゃんとした古本屋に持ち込んだときは、お札になったのに…

メルカリでも売れなそうな本ばかりだし、古紙回収に出すよりはましと言ったところか

 

買取依頼をしたのが新刊を扱う本屋だったのがまずかったのかと勘ぐっているが、そもそも紙の本の価値が下がっているのだろう

ブックオフで試したいが、近くにないので難しい

本がお金になればという期待より、捨てずに済めばいいと思っているので、「自分の血肉になったんだからそれでよし」と思えばいいか

でもやっぱり新刊1冊分くらいにはなって欲しかったなぁという気分なのは否めないのだった

 

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今日は震災から8年
長いような短いような

土曜日にほころんでいたハクモクレン
今日の暖かさでいっせいに開きだした