山栗日記

日々のできごと、随想、旧暦の観察記録

おいしい抹茶を点てたくて

本

コーヒーのある生活が好きだ

仕事で疲れたときにコーヒーで一服

休みの日に家で豆を挽いてドリップ

カフェでひとりぼんやり

コーヒーがあると俄然雰囲気が出るのがいい

 

だけれども、しばらく前から生活に抹茶を取り入れたいと考えている

理由は、単に飲み物としての抹茶が好きだから

 

他にも

  • 茶葉を飲むから健康によい
  • フードマイレージが少ない

といった大人的理由がないわけでもないが、やはり抹茶を日常的に飲みたいのが一番の理由である

 

子どもの頃に家で点てたこともあるが、大人になってからは外でいただくことはたまにあっても、家では全くやっていない

 

そんなわけで、コーヒータイムを少しばかり抹茶時間に替えてみたい

 

そこで、抹茶をおいしく飲むために点て方を知りたいと思い、本を探した

コーヒーだと豆や焙煎、ドリッパーなどの道具、淹れ方等々を熱く語った本や雑誌があるので、それの抹茶版が欲しかったのだ

 

ところが、全然見つからない

大型書店も小型書店も見て回ったが、あるのは茶道に関する本ばかりで、これには“おいしい”抹茶の点て方は載っていないのだ

茶道の本は、所作や茶器と言ったことばかりで、おいしく抹茶を飲むことには1mmも触れていない

この人たちは、お茶をおいしく味わうことには興味がないのだろうか…

 

茶道については、実際にやっている人から話を聞くと人間関係が複雑そうなので、今のところ距離を置いておきたい分野だし、今知りたいのは抹茶の点て方、それだけだ

 

そんなこんなで年が明け、変わらずコーヒーの日々を送っていたのだが、なんとNHKのテキストコーナーで探していたような本を見つけた

おいしく抹茶を点てる手順を写真付きで説明していて、茶道の話はなし

抹茶粉や濃茶などについては触れておらず、抹茶について掘り下げられていないのが物足りないが、緑茶や焙じ茶、番茶といった日本茶全般の淹れ方や茶葉の解説が載っている

日本茶にも興味があるので、571円+税と手ごろな値段だったこともあり、思わず買ってしまった

 

2・3月にEテレのまる得マガジンで放送があるらしい

抹茶の1回目の放送は2月13日

 

これで抹茶生活の第一歩を踏み出せるかな