山栗日記

日々のできごと、随想、旧暦の観察記録

漢方薬局 5回目

薬

子宮筋腫の改善やら何やらのために始めた漢方薬局通いも今回で5回目

最初に、ヒトの血は3ヵ月で入れ替わるからと言われ、その3ヵ月が経った

目に見える成果はないようだけど、漢方薬を服用するようになってから乱れていた基礎体温が最近落ち着いてきたような気がするので、体に漢方薬が馴染んできたのかなと思ったりしている

 

まずは問診

排卵日が、一般的に言われているより早めなのではないかということを相談すると、排卵日が早い時もあるよとのことであった

 

体質や体調によって排卵日は前後するものらしい

子宮の血流がよくないと卵子の育ちにも影響があり、排卵まで時間がかかったり、未成熟のまま排卵されてしまう

風邪をひいたり、冷えたりすると影響がある

卵巣の状態も左右で違うのが普通で、だから排卵日や月経の周期も左右で異なるそうだ

そういう大事なことは義務教育で教えてほしいよなぁなんて思ったり

 

だけど、早めの排卵だと卵子の育ち具合がどうなのかなという心配が

状態を調べるのは婦人科の分野だけど、状態を改善するのは漢方の分野かなと思って、それも相談した

 

続いて気を見てもらう

前回はあっさり終わったけど、今回は相談をしたせいか、じっくり見てくれた

薬を手に載せているので、「薬が変わるのかな、高いかな」など頭の中が雑念でいっぱいになり、気の流れが乱れていないか心配になる

 

処方された薬とお値段

案の定、前回とは違う薬が処方されることになった

薬が変わったのと、1日あたりの分量が増えたのでお値段アップ

1日760円て…

 

 

ところで前回、腎の状態は悪くないからと言われていたのだけど、卵子の心配を相談したためか腎を補う薬を処方され、問診は大事だなと思った

やっぱり気で体調のすべてが分かるわけなく、診察のメインは問診だなと

上手い医師(薬剤師)なら、患者が思っていることや感じていることを上手に引き出してくれるのだろうけど、これまでの経験上、そういう上手い医師(薬剤師)に出会える可能性はない

日頃から自分で自分の体をよく観察して、変化や気にかかることを問診でしっかり伝えないとダメ

 

加えて、漢方だけでなく現代医学を組み合わせることも大事

体の状態を知れるのは現代医学の分野で、子宮や卵子の状態を知るには現代医学の力を使うべきだと思った

その結果をふまえて漢方を取り入れたほうが効率もよくなると感じたし、最近の漢方では現代医学の検査結果を活用している薬店が多いようだ

現代医学と伝統医学とでそれぞれに得意不得意なことがあるので、どちらかにこだわるのではなく、両方のよさを取り入れたほうがいい

 

面倒くさいけど自分で調べて考えて選択するしかない

医師(薬剤師)は、調べたり考えたりする時のアドバイザー

漫然と診療を受けても意味はない

本当は専門家に委ねられるのが理想なのだと思うけど