山栗日記

日々のできごと、随想、旧暦の観察記録

初めての漢方薬局~漢方で体質改善なるか~

薬

数年前の検診で、子宮筋腫がみつかった

その時はショックを受けて落ち込んだが、ネットで検索すると女性の多くにあるようなのであまり気にしないことにしたのだが、なかなかの大きさになっている

婦人科以外の医師がMRI画像などで見ると、その大きさが気になるらしく、複数の医師に心配された

自覚症状はほとんどなく(月経不順などもない)、婦人科で定期的に見てもらっているのだが、専門外からであっても何度も言われると心配になってくる

だが、婦人科医からは摘出を勧められることもなく、様子見の状況である

自分でも不要な手術はしたくない

でも何か手を打ちたい

 

子宮筋腫があると、着床に影響がありそうなのも気になっていた

妊活的なアレである

 

どうするか悩んでいる時に、たまたま洒落た雰囲気の漢方薬局(カガエカンポウブティック)に立ち寄る機会があった

現代風な店構えで、現代女性がふらりと気軽に立ち寄れる雰囲気で、本当にたまたま立ち寄っただけだったのだが、そこで妊活の相談をしているお客さんがいて、「漢方があったか!」と思ったのだった

 

前々から漢方は気になっており、群ようこさんの『ゆるい生活』を読んでからはさらに興味が強くなっていたのだが、入りづらかった

値段が分からないし

だけれども、婦人科系の悩みなら漢方のイメージもあり、漢方薬局に相談してみることにした

 

カガエカンポウブティックは、女性スタッフが対応してくれて、清潔感もあって好ましかったのだが、定期的に通うには遠かったので、ネットで検索して、女性スタッフがいて婦人科系のトラブル対応に強そうな漢方薬局を選んだ

これまでの経験上、通院はある程度の期間・回数を要したほうがよいと思っているので、通いやすさを重視したのだ

 

事前予約をして、いざ漢方薬局へ

 

まず、問診票の記入から

悩み・症状だけでなく食生活などについても書き込むので、時間がかかった

 

そして、その問診票を見ながらの問診

持参した基礎体温表も見てもらい、何・どこに問題があるのかを見てもらう

これまで基礎体温表を他人に見てもらったことがなく、問題があるのかないのかも分からなかったので、見てもらってコメントをもらえたのが収穫のひとつだった

 

続いて舌診

漢方といえばのやつ

 

さらに、気の流れを見てもらう

眼鏡や腕時計を外して立った状態のところに、先生が手をかざしたり触ったりして、気の流れを見る

下腹部に違和感があるのを伝えていたのだけど、その場所をズバリ言い当てられて「気、すごいかも」と気に対する半信半疑の気持ちが飛んで行った

それから、座って気の流れを見てもらう

途中、掌や腕の上に薬を載せられたのだが、薬との相性を調べていたのだろう

高い薬だったらどうしよう…と余計なことを考えてしまったのだが、それが気の流れにどう影響したのか気になるところ

 

そして薬が決まる

血の状態が良くないので、それを改善する薬が処方されることになった

カガエカンポウブティックで、漢方薬は煎じて煮出す煎じ薬のほうが効果も値段も高いとか、一日分で700~800円程とか言われてそれなりの覚悟はあったが、粉薬で一日分が580円と伝えられてちょっとほっとした

煎じ薬はハードル高いなと思っていたので、粉で助かった

それを先生に言ったら、「みんな頑張ってやってるわよ」と言われ、「そうですよね」と反省

だけど私の場合は、煎じ薬ほど強くなくてよさそうなので、粉(顆粒)にしたとのことだった

そこまで悪い状態ではないようなことを聞くと、早めに効果が出ることを期待してしまうのだけど、どうなるだろう

 

最後に、食事指導もしてくれた

これについては、別記事にしたい

 

以上で約1時間

初診なので長く、次からは30分程度とのこと

 

処方された薬と値段

  • 甲字湯(桂枝茯苓丸+生姜・甘草)
  • 当帰芍薬

合わせて580円/日(税別)

処方された薬代は医療費控除の対象になるとのことで、領収書を発行してくれた

1年も通えば簡単に控除額に達してしまいそうで、できればその前に改善してほしいな