山栗日記

日々のできごと、随想、旧暦の観察記録

金木犀香る

きんもくせい

玄関を開けたら、ふわりと香る匂い

今年もこの季節がやってきた

玄関先に金木犀の木はないのに、どこかで開花すると風にのってやってくる香り

 

今年はなかなか涼しくならなくて、先週まで半袖を着ていた

道端のツツジが咲いていた

このままずっと残暑が続いて金木犀が咲かないのではと思っていたけれど、今週になって気温が下がり、ようやく金木犀の季節になったようだ

 

秋の空気を運んできた台風19号

各地で大規模な災害を引き起こし、大変なことになっている

まさか千曲川が大氾濫になるなんて、思ってもいなかった

幸い自宅やその周辺は被害がなかったけれど(先月のほうが、木が折れたり目に見える被害があった)、台風明けに使おうと思っていた中央自動車道でがけ崩れがあって通行止めに

どうしても移動の必要があったので、須走経由で行ったら予想以上の大渋滞

いつもの2倍の時間がかかった

当分、人や物の流れに影響がありそうだ

 

備えあれば憂いなしとは言うけれど、備えていても憂えてしまう

備えていればどうにかなるという気がしない

それでも、何も備えないよりは備えたほうがいいのだろうけれど、どう備えておけばいいのだろう

 

来年もまた金木犀の香りが楽しめるよう、防災について今一度考えないと