山栗日記

日々のできごと、随想、旧暦の観察記録

【二十四節気】芒種

花

芒種

稲などの(芒のある)穀物を植える

出典: こよみ用語解説 二十四節気 - 国立天文台暦計算室

 

今日から夏至の前日である6月21日(旧暦5月19日)までが、二十四節気芒種の節である

 

都会っ子の私(!)は、田植えはゴールデンウイークにやるものと思っていたのだが、この時期にやる地域が多いことを最近知った

先日田植えをしに行った地域では、かつては旧暦の節句(5月5日の端午の節句のこと)が田植えの目安だったと地元のおじいちゃんが言っていた

芒種」に稲などを植えたら遅い=二十時節気は農作業の目安にはならないと思い込んでいたのだが、実はそんなことはないのかも

現在では、農作業以外の仕事や作物の品種改良によって、昔とは作付け時期がずれてきたのかもしれない

 

また、そのおじいちゃんがさらっと旧暦で話をしたことに驚いた

旧暦を実際に使っていて、体にしみ込んでいる人がまだいるんだなと

 

実際に自分で体験したり、経験者の話を聞くことの大切さを、久しぶりに実感した出来事だった