山栗日記

日々のできごと、随想、旧暦の観察記録

【旧暦】七月一日

ひまわり

今日は旧暦の七月一日

月の暦の上では、今日から秋である(二十四節気の秋の始まりはもうしばらく先)

 

新暦の6月末になると、夏越の祓をする神社が多い

この夏越の祓という行事は、かつては旧暦の六月末に行っていたそうだ

半年の間に身についたケガレを払い、残る半年の無病息災を祈願する行事である

だから“夏越”というのか、と今年ようやく気が付いた

これまで夏越の祓に参加したり取材したことが多々あるのに、全く気付いていなかった

 

このほか、御山開きもかつてはこの時期の行事

今では梅雨のイメージがついている行事も、昔は梅雨が明けてから行っていたものが多い

こうして改めて旧暦を意識してみると、昔と今とで、だいぶ季節感が変わっていることがより実感できて面白い

 

と色々言ってはいるけれど、現代に生きる私としては、数日前にようやく梅雨が明けてやっと夏本番だ!という気分である

すいかが昔の人にとっては秋の食べ物だったとしても、私にとっては真夏の食べ物

梅雨明けと同時にミンミンジージー鳴き始めた蝉とともに、夏を楽しみたい