自分が食べているものについてタネレベルから考えたい 【映画】SEED~生命の糧~
映画『SEED ~生命の糧~』を見てきた
野菜が自由に作れなくなったらどうなるのか?
改めて考えさせられた
楽に生きる・楽に儲けることが最優先事項になっているけれど、それと引き換えに失っている物事はあまりにも多い
人間が楽に生き、楽に儲けるためであれば、何をしても許されるのか
ブタの遺伝子が組み込まれた野菜って…
そのうち、人間も遺伝子組み換えした子どもやゲノム編集した子どもしか作れなくなったりして(“授かる”ではなく“作る”)
それでいいのかな?
日本に暮らす人たちは、自分も含めて危機感がないというか、全てにおいて楽を優先しているけれど、早急に考え直さないとまずい段階に来ているのだと思う
楽ができるに越したことはないけど、健康を害したり権利を侵害したりして成り立つ楽ってどうなんだろ?
映画の内容はモンサントのえぐいやり方など知った話も多かったけれど、タネの多様性を守るために活動している人たちの様子が楽しそうだったり、アニメーションが可愛かったりして、見に行った甲斐がある映画だった
こうした内容に興味がない人でも取っつきやすい映画だと思う
タネの多様性が失われることがどうしてよくないことなのかが、もう少し伝わりやすくなるといいかな
それにしても、食べるものを“作る”とか“獲得する”という部分が、多くの人にとっては遠くの出来事で、他人事になっちゃっているのかも
楽しく暮らすには健康が第一、というのが実体験としてある
健康でいるためには食生活が大事だと思っている
食の安全が侵害されるということは、健康が侵害され、楽しい暮らしが侵害されるということ
しかも、健康を害したら楽な暮らしも遠のく(病院通いとか、たくさんの薬とか、手術とか大変)
楽しく楽に暮らすために、タネレベルから食材について考えてみよう