山栗日記

日々のできごと、随想、旧暦の観察記録

【二十四節気】芒種

山

芒種

稲などの(芒のある)穀物を植える

出典: こよみ用語解説 二十四節気 - 国立天文台暦計算室

 

今日から夏至の前日である6月20日(旧暦閏4月29日)までが、二十四節気芒種の節である

 

立夏から小満の頃に競うように咲き乱れていた数々の花の見頃は過ぎ、さらには若葉の時期も終わって、緑が濃くなってきている

山から聞こえる蝉の声も日に日に増えている

冬場は雪が積もる地域だというのに、もうすでに何度も夏日となり、子を抱いていると二人して熱中症になりそうな暑さだ

早く扇風機がほしい

 

ところで、今のようにカレンダーや天気予報がなかった頃は、山の雪の溶け方で田植えや種まきの時期を判断したりしていたとか

我が家がある土地でも、あの山に○○の雪形が出たら田植え時 なんて言い伝えがある

 

この土地に移って初めて迎える雪解けの季節なので、前年までと比較できないのだけど、この冬は稀に見る少雪で暖かくなるのも早かったから、もう雪形が現れてからだいぶたつ

こういう場合は、田畑仕事にどういう影響が出るのだろう

現代の農作物は品種改良されているから、関係ないのだろうけど

そもそも、ほとんどの田んぼは大型連休中に作付けされているし

 

それでもやっぱり気になるところ

この土地に来て、雪形観察という楽しみも増えたな