山栗日記

日々のできごと、随想、旧暦の観察記録

はじめてのブルーベリー狩り

ブルーベリー

子も生まれて初めてなら

私も初めてのブルーベリー狩りへ行ってきた

 

子がブルーベリーが大好きで

まだまだ発せる言葉は少ないのに

ブルーベリーは初めて食べてからすぐに言えるようになった

 

言えるようになったといっても

ブ と ベ の間のような一音で

ブルーベリーという単語をまとめて発している感じなのだけれども

口をぎゅっと突き出してブルーベリーを欲しがる様子はとても愛らしく笑ってしまう

 

〇〇狩りというものはまだ早いかと思っていたのだけれど

そんな様子を見ていたら

つい行きたくなってしまう親ばか心

ん!ん!と言いながらブルーベリーを取って食べる姿を見たくて見たくてたまらなくなってしまった

 

もうずーっと最低限のお出かけしかしていなくて

鬱屈して気がおかしくなりそうだったのもあって

人が少なそうな平日に行ってみることにした

 

子は最初 ??? な様子だったけれども

自分でブルーベリーをもいで食べられると気づいてからは

ぷちぷち次々にとってお口へぽい

 

ちゃんと熟していそうなのを選んでいて

1歳児なのに

というか

1歳児だからか

やはり野生の勘のようなものがあるのだろうかと

感心した

 

私は私で、家だと子にはせっせと食べさせるのに

自分はつい我慢して満足に食べられなくて

ちょっとずつ不満として堆積していて

それを解消せん!と

もりもり食べた

 

客は私たちだけで

周囲を気にせずのびのびできたのもよかった

 

子は無料

大人は1人1000円だったのだけれど

十分に元は取れたように思う

また行きたいと思える充実感

 

えいやっと行った甲斐があった

【旧暦】五月一日

あやめ

今日は旧暦の五月一日

 

久しぶりの投稿

書きたいことはあったのだけど、とにかく時間がなくて

”自分の時間”をつくるには、寝る時間を削るしかない

毎日削って削って

寿命が削られている感じ

今日だって、こんな時間にブログを書いている時間があるのだったら、早く寝たほうがいいのだ

 

だけれども、多少睡眠時間を削ってでも”自分の時間”を作らないと、メンタルがやられてしまう

読書でも

ネットサーフィンでも

コーヒーを飲みながらチョコレートをつまむでも

人によっては そんな無駄なことする必要ある? と思うかもしれない

でも、今の私にとっては全然無駄な時間の使い方ではないのだった

 

資格取得のための勉強でもしようよ と思わなくもないけれど

日中、座っている時間もほとんどなくて

少しくらいだらだらしないと身が持たないのよ

 

ところで、今日から旧暦の上では仲夏になる

私の暮らす土地でも、夏日になるような日が出てきた

今日も長袖では暑いくらい

本当は子を外で遊ばせたほうがいいのだろうけど、日差しの強さ、紫外線の強さにひるんで躊躇してしまう

都会より空気がきれいなせいか、標高が高いせいか、紫外線がやけに強いのだ

子も日焼け止めを塗っているにもかかわらず、ちゃくちゃくと小麦色の肌になっている

これからの季節、どう毎日を過ごそうかな

【旧暦】二月一日

今日は旧暦の二月一日

仲春の月だ

 

暦の上では春 と聞くと、以前は 寒いしどこが春なんだ… と思っていたけれど、実際には暖かい日が徐々に増えて、あぁ春になってきたんだなぁと感じる

 

山の雪も溶けてきた

昨晩は土砂降りの雨

雪ではなくて

夕飯は鍋にしたけれど、食事をしていると暑くてストーブを止めてしまった

寒いのは苦手だけれど、真っ白な山はそれはそれはかっこよいので、少しだけ残念である

 

それでもやっぱり春は待ち遠しい

軽い服を着て、軽々とお散歩がしたい

今春は子が歩きだしそうなので、一緒にお散歩ができるようになるのが楽しみなのもある

まさに 歩き始めたみいちゃんが…♪ な感じだ

ファーストシューズは白にしようと思っていたけれど、赤にしようかしらん

【二十四節気】雨水

雪の日

雨水

陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わる

出典: こよみ用語解説 二十四節気 - 国立天文台暦計算室

 

今日から啓蟄の前日である3月4日(旧暦1月21日)までが、二十四節気の雨水の中気である 


雨水のひとつ前の中気は立春で、立春の間に旧正月も迎え、二十四節気でも旧暦でも春になった

昨日、今日はとてもとても寒くて、今日なんかストーブをたいても寒いような日だったけれど、その前には最高気温が10℃を超える日も何度かあり、やっぱり春になってる感じがあるねぇなんて思ったり

三寒四温というやつか

私が住む地域だと、三寒二温くらいだけど


関東地方では、立春になってすぐの2月4日に春一番が吹いたらしい

強い風には参るけど、春一番と聞くとなんとなく心が浮き立つ気がする


立春と前後するあたりから、日が長くなったことも実感されるようになった

カーテンを閉める時間が少しずつ遅くなってきた

それと、今の家は日が短い時期、午後になるとおひさまが隣家に隠れてしまうのだけど、それが午後になっても日が当たっているようになった


陽の気が高まる春の勢いに乗って、新しいことを始めてみたい気持ちになっているのだけど、できるかな

どうかな

要領が悪くて時間の使い方がへたっぴなので、子のお世話だけでひーひー言ってるのだけど

それでも、また少しずつ前へ進めるようにしていきたい

 

ところで、今日は旧暦の一月七日で、七草粥の日でもある

新暦の1月7日だと、春の七草を探しても見つからなそうな時期

旧暦だったら?と思っていたけれど、旧暦でもまだ早そうな…

けど、暖かい地域だったらみつかるかな

我が家の近くでもオオイヌノフグリが花を咲かせていたし


今の土地に暮らすようになって、暖かい季節になるのが心底待ち遠しい

早く名実ともに春になってほしいよ

【旧暦】正月

オオイヌノフグリ

今日は旧暦の正月

明けましておめでとう

 

なのだけれど、世間は西暦で動いているし私も西暦で馴染んでいるので、お正月気分は特にない

旧暦を感じてみることをここ数年続けているけれど、年中行事というのは人がつくっているものなんだなぁとつくづく思う

ひとりで「今日は正月だ!」と思ってみても盛り上がらないのだ

電気がなく、月明かりのありがたさが分かるような暮らしをしていると、月の満ち欠けをもっと感じるから違うのかもしれないけど

そんな暮らしはしていなくて、暗くなってきたら電灯をともして、夜更かしもしちゃうし、月を見る機会もないに等しいような日々なので、どうにもぴんとこな

むしろ、スーパーマーケットにひなあられが並んでいるのを見て、桃の節句かぁなどと思ってみたりする(今年の新暦3月3日は、旧暦だとまだ一月中)

 

黒豆でも煮ようかなと思っていたのに、数日前の寒波を利用してストーブで花豆を煮てしまったのと、おいしいおいしい黒豆のうす甘納豆をもらったので、やめてしまった

黒太郎

 

ところで、今年は立春から9日ほど遅れて旧正月が来た

立春が十二月(冬)の内に来る年は、春になっても寒い(春の訪れが遅い)ということだと聞いたことがある

今年のように十二月の半ばに立春が来ると、春はだいぶ遅くなるのだろうか

どうなのだろう

 

ちなみに、気象庁の3ヶ月予報では、2月・3月は比較的暖かいとされ、桜の開花も例年並みか、もしかしたら早いかもとのことである

今週の前半はかなりの冷え込みで、窓ガラスの結露が明け方に凍っていたが、今日は曇ってはいるものの、寒さはひと段落して(それでも寒いが)、春を感じられなくもないような日である

 

というわけで、今年も続けたい旧暦観察

よろしくお願いします

 

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写真の黒太郎、ほんとうにおいしくて、食べ始めるととまらないのです

甘いものを控えているのですが( なんとなく不調 甘いものを控えてみる - 山栗日記 )、、、

食後などにちょっぴりだけ食べるようにしています


【二十四節気】立春

雪

立春

寒さも峠を越え、春の気配が感じられる

出典: こよみ用語解説 二十四節気 - 国立天文台暦計算室

 

雨水の前日である2月17日(旧暦1月7日)までが、二十四節気立春の節である

二十四節気としては今日から春だ

 

旧暦(太陰太陽暦)だと、今日は12月22日

まだ冬だ

しかも、正月までまだ日にちがある

 

このような暦上の四季のずれを、昔の人たちはどう利用していたのか

特に利用していなかったのか

旧暦も二十四節気も古くから日本国内で併用されてきたのだから、どちらも生活に必要な暦だったはずだ

そうでなければ、不要なほうはとっくに廃れてしまっているはずだから

そうしたことを知りたいのだけど、なかなか難しい

農村地域だとご年配の方々は旧暦になじみがあったりするようなので、そうした方に話を聞いてみたいと思うのだが、知り合う機会がない

その世代の方たちがいなくなってしまう前に、機会を作りたいのだが

 

さて、ひとつ前の大寒の中だけれども、同じ県内でも少し南のほうでは梅が咲いたらしい

梅が咲くと、寒い中にも春が近づいている希望が見えてくるようで嬉しい

ただ、私が暮らす地域だと3月に入ってからだと思うから、まだしばらく先なのだけど

 

去年は春に大きな節目となる出来事があった

自分のことだと、お産

世の中のことだと、COVID-19の感染拡大

どちらも、自分の人生に大きなインパクトを与える出来事だった

今年はどんな年になるのだろう

インパクトなんて必要ないから、平穏に過ごしたいよ

124年ぶりに2月2日の節分

蝋梅

今年の節分は、1897年以来、124年ぶりに2月2日になったそう

節分は二十四節気立春の前日に当たる日だから、立春も124年ぶりに2月3日になるということだ

 

私がこれまで生きてきた間に、春分とか冬至とかは日にちがずれることがあったのに、立春(節分)はずれることがなかったということだよね*1

天文学はさっぱり分からない

 

公転周期が365日ぴったりではないからとのことだが、これからしばらくは4年ごとに2月2日が節分になるそうな

そして、2057年と2058年は2年連続で2月2日が節分になるとのこと

 

なんのこっちゃ だ

 

2058年なんてはるか未来のことに感じるが、数えてみれば37年後

そんなに近くもないが、思うより遠い未来でもない

健康を保てれば、まだなんとか生きているかな

このブログを続けているとも思えないけれど、何をしているかな、私

 

+ + + + +

 

ところで、年中行事は生活に取り入れたいなぁと思っているのだけれど、今年はそんな余裕なし

頑張る人は赤子がいても色々やるんだろうけど、私にはそんなキャパなくて

無理して笑顔なくなって赤子と遊ぶ時間もなくなるより、笑って赤子とキャッキャする時間を優先したい

そんなわけで、豆まきはなし

かろうじてごはんに納豆をのせてそれっぽく

来年は 鬼は外 福は内 ができるといいな

 

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当地はまだまだ寒く、花が咲く季節は当分先

写真は引越しをする前の、いつかの蝋梅

*1:たとえば冬至。2011年から2020年の10年間だけでも、12月21日は3回、12月22日は7回ある